深紅
しんく異読 しんこう
名詞多音語頻度ランク #36734 · 青空 219 例
標準
deep crimson
文例 · 用例
それは和服にも着せられる、鐘型の風変りなもので、その深紅の色が何ともいえず上品に見えた。
— 夢野久作 『人の顔』 青空文庫
この中之島には亭々とした三がい松以外には源平染分けの椿、四季咲きの薔薇、黄水仙、青黄ろい春蘭、青木の深紅の実、むらさきの雲のような沈丁花などが、岩の根締めやら芝生との配合のためわたくしたちの朝飯の卓をめぐって、ところまだらに、それ/″\持前の色彩を盛り上げております。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
青い茎の尖に巾着のように膨らんで、深紅の色の花が括りついている。
— 岡本かの子 『唇草』 青空文庫
それにいくらか押し出されて深紅の花にまみれた椿が、敷石の通路へ重たく枝を傾けている。
— ――二つの連作―― 『春』 青空文庫
彼等は自分達のウラ(深紅の種子を沢山緒に通した頸飾)を外して私の頸に掛けて呉れ、「我等の唯一の友」と私を呼ぶ。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
窓の上の屋根に打ちかぶさるばかりに茂り広ごりたるが、去年の春見しが如き、血の色せる深紅の花は一枝も咲き居らず。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
灌木|疎に生じて、深紅の花を開ける草之に雜れり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
剣をつるす深紅色の帯を腰のまわりに巻いた、青|天鵞絨のスペイン風の外套を纏っているのだ。
— WILLIAM WILSON 『ウィリアム・ウィルスン』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は深紅のドレスを身にまとい、パーティー会場に現れた。
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秋の夕焼けが、空を深紅に染め上げた。
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深紅のバラの花束は、情熱的な愛を象徴している。
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ウィキペディア曖昧さ回避
深紅(しんく)は、色の一種。真紅とも書かれる。詳細は色名一覧 (し) を参照。英語ではCrimsonと訳される。 深紅 (小説) - 野沢尚の小説。また、これを原作とした2005年の日本映画。 島谷ひとみの曲。シングル「深紅/愛の詩」に収録。
出典: 深紅 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0