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画商

がしょう
名詞
1
標準
picture dealer
文例 · 用例
かの女はむす子に案内されて画商街へモダンの画を見に通った幾日かを思い起した。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
およそ二十枚くらい画いて来たのだが、仙之助氏には、その中でもこの小さい雪景色の画だけが、ちょっと気にいっていたので、他の二十枚程の画は、すぐに画商に手渡しても、その一枚だけは手許に残して、アトリエの壁に掛けて置いた。
太宰治 花火 青空文庫
画家の筆が直に下りたタブローには堂々と高い値札を付ける画商も、版画には控えめな価格を付けざるを得ません。
富田倫生 本の未来 青空文庫
それは斯ういつたのである奥村土牛が急に現在の位置を占め、頭角を顕はしたことに対して「土牛は画商の情けで大家になつたのだ」といつた言葉である。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
最後の評者の意見と関連したものでは「画商の情けによつて、こゝらで大家にしておかう――」といふ雰囲気が、彼を一躍市場価値あるものにしたといふ評がもつとも問題なのである。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
なぜ仲間が、土牛をすぐれた作家だと強調することをしなかつたのか、そして奥村土牛といふ作家に院展に「孤猿」といふ性質の作品を描かせておいて平然としてゐたかといふことに疑をもつ、当然世に押しださなければならない作家は、画商の手を藉りるまでもなく、作家同志の協力と愛情に依つて行はれるべきであらう。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
画商の情けで土牛が大家になつたといふやうなこと――もそれもいゝであらう。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
しかし土牛がこゝまでやつて来るのに、その頑張りをしつづけてきたといふことは、画商が彼のためにかはつて頑張つてくれたわけでもなからう、その土牛の頑張とは、その態度の謙譲であることでもわかるやうに、また謙譲とは忍耐の代名詞でもあるのである。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、その若手画家の才能を見抜き、専属の画商となった。
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パリの画商が、その貴重な浮世絵を買い付けに来日した。
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あの画商は、なかなか手に入らない珍しい作品をいつも持ってくる。
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