自前
じまえ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #13298 · 青空 81 例
標準
paying one's own expenses
文例 · 用例
室子の家の商売の鼈甲細工が、いちばん繁昌した旧幕の頃、江戸|大通の中に数えられていた室子の家の先代は、この引き堀に自前持ちの猪牙船を繋いで深川や山谷へ通った。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
ともかく当分自前で稼ぐことにして路次に一軒を借り、お袋や妹に手伝ってもらって、披露目をした。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
八 小菊が開けてまだ十年にもならないこの土地へ割り込んで来て、芸者屋の株をもち、一軒の自前となり、辿りつくべき処へ辿りついて、やっとほっとした時分には、彼女もすでに二十一、二の中年増であり、その時代のことで十か十一でお酌に出た時のことを考えると、遠い昔しの夢であった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
家号|披露目をしてから、一日おいて自前びろめをしたのだったが、その日は二日ともマダムの常子も様子を見に来て、自分は自分で角樽などを祝った。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
何しろフールスピイドで、家号披露目と自前びろめと一緒にやったもんだから。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
「自前の芸者が、一時二時まで何をしているんだ。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
その昔の母の失恋の相手の織田や、いわば彼女の恋仇である織田の妻が、今は平凡に年とって子供の二三人もあるのと、母は家庭的な交際を始めていることだった、もっとも織田は、その後、財産をすっかり失くしてしまって、土地に自前の雑貨店を営んで、どうやら生活している。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
人は落付くところに落付くと言いますが、わたくしは母が父を離れて独身になってから下品になりながら、母の自前の柄らしい、いき/\した母を見、一層卑賤に陥った今、全く母の地金に還った母を見てしまったのでした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
彼は大学卒業後、すぐに自前で会社を立ち上げた。
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「このアクセサリーは、全部自前で作ってるんだ。だから一点物だよ。」
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「自前でやるのは大変だけど、自分のアイデアが形になるのは嬉しい。」
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標準
going into business for oneself
作例 · 標準
「今回の旅行費用は、全部自前で賄いました。貯金した甲斐がありました。」
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彼女は、親の援助を受けずに、自前で学費を稼いで大学に通った。
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「自前で事業を始めるには、まずしっかりとした事業計画が必要だよ。」
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