幻辞.com

陳列台

ちんれつだい
名詞
1
標準
display stand
文例 · 用例
同じ陳列台の前を行ったり来たりしている女の顔には、どうかすると迷いや悶えやの気の毒な表情がありあり読まれる事もある。
寺田寅彦 丸善と三越 青空文庫
翌日彼は売場にやつてきた、意外なことだ、前日にはなかつたのに、立像の台に三本の針金がかけられてゐて、堅く陳列台にとりつけられてゐた。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
実際に百貨店の娘さんたちの動きを見ていると、陳列台や勘定台の間を終始動いている動きは、劇しくせわしいけれども、動きそのものとして実に小刻みで小さい。
宮本百合子 今日の生活と文化の問題 青空文庫
陳列台へ向って支度をして待っていた土地の女給の顔をなおし始めると、暗い夜霧の中から、白い女の顔が、伊代の店を囲んで、あっちからもこっちからも覗き始めている。
林芙美子 帯広まで 青空文庫
そうかと思うと、呉服屋の陳列台の間を、ペーブメントの連続かなどのようにぐるりと通りぬけたりした。
宮本百合子 一本の花 青空文庫
すると店先の陳列台に古い菊判の本が一冊、「大久保湖州著、家康と直弼、引ナシ金五十銭」と云ふ貼り札の帯をかけたまま、雑書の上に抛り出してあつた。
芥川龍之介 大久保湖州 青空文庫
格別人目をひくようなショウ・ウィンドウもなく、書物を並べた陳列台と、壁のぐるりに書棚をめぐらしあっさりした感じのその店で事務をとっているのは、白いブラウスに黒いスカートをつけた五十がらみの、物静かな婦人だった。
宮本百合子 道標 青空文庫
ロンドンの本屋には、十年たったいまだに「戦争物」の特別な陳列台があるのだった。
宮本百合子 道標 青空文庫
作例 · 標準
パン屋の陳列台には、焼き立ての香ばしい匂いを漂わせたパンが所狭しと並ぶ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
特設の陳列台を設置して、季節限定のフルーツスイーツを大々的にアピールする。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
陳列台が壊れてしまったので、急遽代わりの棚を用意して商品を並べ替えた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview