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商品

しょうひん
名詞頻度ランク #561 · 青空 1877
1
標準
commodity
文例 · 用例
西郷の銅像の後ろから黒門の前へぬけて動物園の方へ曲ると外国の水兵が人力と何か八釜しく云って直ぶみをしていたが話が纏まらなかったと見えて間もなく商品陳列所の方へ行ってしまった。
寺田寅彦 根岸庵を訪う記 青空文庫
生命そのものすら売り物にしにくい場合に、生命とは何ぞや、と云ふやうなことを、無学無智な私などが、どのやうに堂々巡りをして考へたつて、それが商品にならないのも分り切つたことだつた。
葉山嘉樹 氷雨 青空文庫
小さい時分から情事を商品のように取扱いつけているこの社会に育って、いくら養母が遮断したつもりでも、商品的の情事が心情に染みないわけはなかった。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
メリヤスや靴下を並べた台の前には人間の垣根が出来てその垣根から大小色々な無数の手が出てうごめきながら商品をつまぐり引っぱり揉みくたにしている。
寺田寅彦 猫の穴掘り 青空文庫
元来教育映画は骨の折れる割合に商品価値の低いものである以上、現在日本の映画会社では到底手をつけないであろうから、どうしても政府の事業としてやる外はないと思われる。
寺田寅彦 教育映画について 青空文庫
しかし、いずれの場合にしても、例えばある会社の研究員が、その会社の商品の欠点を仔細に研究して、その結果からその商品の無価値あるいは有害なことを発見したとする。
寺田寅彦 学問の自由 青空文庫
その際もしも、その研究員が、更に進んでその欠点を除去し、その商品を完成するように研究の歩を進めるならば結構であるが、そうでなくて、その欠点を委細構わず天下に発表して、その結果その会社に多大な損失をかけ、事によるとその会社の存在を危うくするような心配が生じたとする。
寺田寅彦 学問の自由 青空文庫
どの商店も小綺麗にさっぱりして、磨いた硝子の飾窓には、様々の珍しい商品が並んでいた。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
作例 · 標準
「わあ、この商品すごく可愛い!色違いで全部欲しくなっちゃうな」と彼女はショーケースの前で目を輝かせた。
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配送途中に大切な商品が破損することのないよう、緩衝材をたっぷりと使って二重に梱包を施した。
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「本日より季節限定の新しい商品が入荷いたしました。ぜひ店頭でお手に取って、その質感をお確かめください」
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