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俘囚

ふしゅう
名詞
1
標準
prisoner (of war)
文例 · 用例
孫一も其の一人だつたの……此の人はね、乳も涙も漲り落ちる黒女の俘囚と一所に、島々を目見得に※つて、其の間には、日本、日本で、見世ものの小屋に置かれた事もあつた。
泉鏡太郎 印度更紗 青空文庫
最近に王の前で処刑されたバビロンからの俘囚共の死霊の声だろうという者もあったが、それが本当でないことは誰にも判る。
中島敦 文字禍 青空文庫
千に余るバビロンの俘囚はことごとく舌を抜いて殺され、その舌を集めたところ、小さな築山が出来たのは、誰知らぬ者のない事実である。
中島敦 文字禍 青空文庫
われは既に一たび畫工に隨ひて、「クリア、ホスチリア」にゆき、昔游戲の日まで猛獸を押し込めおきて、つねに無辜の俘囚を獅子、「イヱナ」獸なんどの餌としたりと聞く、かの暗き洞の深き處まで入りしことあり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
されどわが嘗て受けし教と、現に懷ける見とは、俘囚たるにあらずして、君等が間に伍すべきやうなし。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
孫一も其の一人だつたの……此の人はね、乳も涙も漲り落ちる黒女の俘囚と一所に、島々を目見得に廻つて、其の間には、日本、日本で、見世ものの小屋に置かれた事もあつた。
泉鏡花 印度更紗 青空文庫
それ故恋愛に破れたばかりに残る半生を失ふ人さへ数多いのは今更申すまでもありませんけれど、さうした人々の破綻は余りにも熾烈な情熱の俘囚となつたばかりからではないでせうか。
牧野信一 〔婦人手紙範例文〕 青空文庫
なにをされても、俘囚の身には反抗すべき手段がなかった。
海野十三 俘囚 青空文庫
2
標準
Emishi allied with the Japanese during the Nara and Heian periods
ウィキペディア

俘囚(ふしゅう)とは、陸奥・出羽の蝦夷のうち、蝦夷征伐などの後、朝廷の支配に属するようになった者を指す。夷俘とも呼ばれた。

出典: 俘囚 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0