東門
とうもん
名詞
標準
eastern gate
文例 · 用例
そこで志山林に在り、居宅を営まず、などと云われれば、大層好いようだが、実は為うこと無しの借家住いで、長い間の朝夕を上東門の人の家に暮していた。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
廻って東門を覗ったが、同様である。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
朝になって趙は、嘉興の東門となった春波門を出て往った。
— 田中貢太郎 『愛卿伝』 青空文庫
大異はその市中を通って東門にある自分の家へ帰ったが、撥雲の角、哨風の嘴、朱華の髪、碧光の睛、どうしても人間でないので、市中の者が聚ってきたが、近くへは寄らなかった。
— 田中貢太郎 『太虚司法伝』 青空文庫
」 東門をみつけて、参事官はこうさけびました。
— LYKKENS KALOSKER 『幸福のうわおいぐつ』 青空文庫
城の東門前にある石の亀に注意して、もしその眼が赤くなったときは、この城の陥没する時だと思いなさい」 老人の姿はどこへか失せてしまった。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
その以来、老女は毎日かかさずに東門へ行って、石の亀の眼に異状があるか無いかを検めることにしていたので、ある少年が怪しんでその子細を訊くと、老女は正直にそれを打ち明けた。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
浅茅は庭の表も見えぬほど茂って、蓬は軒の高さに達するほど、葎は西門、東門を閉じてしまったというと用心がよくなったようにも聞こえるが、くずれた土塀は牛や馬が踏みならしてしまい、春夏には無礼な牧童が放牧をしに来た。
— 蓬生 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
寺院の東門は、朝早くから参拝客で賑わっていた。
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東門から入ると、すぐに大きな広場に出る。
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城の東門は、かつて敵の侵入を防ぐ要衝だった。
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