丁種
ていしゅ
名詞
標準
being unfit for duty in the former Japanese military (due to failing the conscription physical)
文例 · 用例
私のような兵役免除の丁種が、帝国軍人の妻たる者の心掛けを説こうというのは、どう考えたって少し無理ですよ。
— 太宰治 『嘘』 青空文庫
甲乙丙丁種々あるけれども、第一級性格の人もあれば、第二級性格の人もあり、又第三級の性格を持つてゐる人もある。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
甲乙丙丁種々あるけれども、第一級性格の人もあれば、第二級性格の人も有り、また第三級の性格を持っている人も有る。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
三月十日の浅草|本所深川などのやられたやうなことが戦争の始めにあれば、しめた、といふので、死んだふりをしたり、無籍者になつたり、年齢をごまかしたり、余は丁種でござる、といふやうなことを申立てゝ、なんと云つたつて区役所から何から何まで焼けたり死んだりしてゐるのだからビク/\することはない。
— 坂口安吾 『わが戦争に対処せる工夫の数々』 青空文庫
丁種、すなわち食詰め者に至っては、頭数に於て右の丙種に次ぐものであって、十数名はたしかにいるが、これが最も王国民の中の難物だと思いました。
— 京の夢おう坂の夢の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
監督している間は働きぶりを見せるけれども、眼が離れると、油を売り、蔭口を叩くのはこの連中であって、これを見のがしていると、その風が、他の人種に伝染するおそれがあることを青嵐居士が見てとって、どうしても監督の中心は、この丁種へ置かなければならないことに着眼しました。
— 京の夢おう坂の夢の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
君ひとりの、ごていしゅだ。
— 太宰治 『HUMAN LOST』 青空文庫
ごていしゅの像がほんの風見のにわとり代りにつかわれていました。
— LYKKENS KALOSKER 『幸福のうわおいぐつ』 青空文庫
作例 · 標準
徴兵検査で丁種と判定され、彼は兵役を免除された。
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丁種は健康上の理由で兵役に服せない者を指した。
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かつての日本では、丁種は社会的に差別されることもあった。
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