軍役
ぐんえき異読 ぐんやく
名詞
標準
military service
文例 · 用例
自分は士官室で艦長始め他の士官諸氏と陛下万歳の祝杯を挙げた後、準士官室に回り、ここではわが艦長がまだ船に乗らない以前から海軍軍役に服していますという自慢話を聞かされて、それからホールへまわった。
— 国木田独歩 『遺言』 青空文庫
と、云ってガッチリしているのだから、役には立つし、軍役や雑役に使ってソツがないので、だんだん重用しながらも、信長としては、ときどきそのアラを探して、やっつけて見たくなるような男であったに違いない。
— 菊池寛 『山崎合戦』 青空文庫
又一はベルナルドオがアヌンチヤタに與へし文にして、負傷の爲めに床に臥したりし程の、懇なる看護の恩を謝し、今はよしなき望を絶ちて餘所の軍役に服せんとおもへば、最早羅馬にて相見ることはあらじと書せり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
「戰があつたら、もうお前ぐらゐの年のものは、軍役というて、兵粮運びなんぞに使はれるし、家にあるお米や麥は皆取り上げられ、家の納屋も燒かれる。
— 上司小劍 『石川五右衞門の生立』 青空文庫
大名はその上に、時々城やその他の土木工事を命ぜられ、これらも軍役に準じてやはり自弁でせねばならなかった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
元来この年貢米はもっぱら国家に対して御軍役その他を勤めるために取っているので、藩主一家の生活は言わばその余りを以て弁ずるはずなのである。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
それから藩士へ何千石何百石と言って与えるのも、その実はヤハリ呼高の四分を与えるので、禄を貰っているのは藩主の負担した御軍役等を禄高だけその下受負をする訳なのである。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
いま我らには金の蓄えが一文もご座らぬから、このたびの軍役は勤め難い。
— 佐藤垢石 『酒渇記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は祖国のために軍役についた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
過去には、国民に軍役の義務があった国も多い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
健康上の理由で、彼は軍役を免除された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash