惚気る
のろける異読 ノロケる・ノロける
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to go on about (one's love affairs)
文例 · 用例
結婚写真である、盲人は首を傾けるやうにして成瀬の様子を伺ひ、写真を覆つたパラフィン紙の音を聞くと、えッへへへへと笑ひながら、惚気る訳ぢやあないがとことはつた後、結婚当時の生活が如何に幸福に溢れてゐたかをくどくどと納得させるのであつた。
— 北條民雄 『癩を病む青年達』 青空文庫
生若い連中が惚気ると、惚気というもの穢く見える。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
私のような爺さんが惚気ると、惚気がピカリと光って来る」 薬草道人の恋物語――薬草道人恋の思い出 薬草道人の恋物語り――「昔々ある所に、一人の別嬪さんがおりました。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
ひとえに御目玉の可恐いのも、何を秘そう繻子の帯に極ったのであるから、これより門口へかかる……あえて、のろけるにしもあらずだけれども、自分の跫音は、聞覚えている。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
「お前ときたら、のろけるのは人前だと考えているのかね」 蓬莱建介は笑いながら云う。
— 久坂葉子 『華々しき瞬間』 青空文庫
のろけるんぢや無いが、心配しないでもいゝわけが有るんだから。
— 永井荷風 『すみだ川』 青空文庫
のろけるんじゃないが、心配しないでもいいわけがあるんだから。
— 永井荷風 『すみだ川』 青空文庫
七十九にもなっていまさらのろけるわけではないが、こんな話もあった。
— ――放浪の末、段ボールを思いつく 『私の履歴書』 青空文庫
作例 · 標準
結婚したばかりの彼は、しょっちゅう妻のことをのろけている。
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みんなの前で恋人のことをのろけるのは、少し恥ずかしい。
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「もう、またのろけてるよ」と友人にからかわれた。
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