文章語
ぶんしょうご
名詞
標準
word used mainly in writing
文例 · 用例
) 勿論、彼の初期の作には、尚文章語脈を脱して居なかつたとはいへ、尚且つ当時に於ける他の流行の詩(気取つたり、固くなつたり、肩を怒らしたりする)とは、あまりに甚だしく風変りのものであつた。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
かの所謂文章語と稱するものは、日常口語の音便的に轉化したものを、さらに藝術的に薫練した言語であると言はれてゐるが、その文章語では、上例の「花は咲き鳥は鳴く」を、「花咲き鳥鳴く」といふ風に書く。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫
最後に第三期は文章語自由詩の黄金時代で、之れは北原白秋氏と三木露風氏とで代表されてる。
— 萩原朔太郎 『蒲原有明氏の近況を聞いて』 青空文庫
少し以前にあった文章語の自由詩は、必ずしも同じ系類に属しない。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
此処に於て問題は、文章語と口語との、音律上に於ける特色の比較に移ってくる。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
そしてこの比較で言えば、すくなくとも音律上で、文章語は遙かに口語に優っている。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
口語の「である」に対し、文章語の「なり」が如何に簡潔できびきびしているか。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
すべての比較に於て、文章語は弾力に富み、屈折と変化を有し、簡潔できびきびしている。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
作例 · 標準
論文などの硬い表現では、「だ・である」調の文章語を用いるのが一般的だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「いと」や「をかし」といった古文特有の文章語を、現代語訳と比較する。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
話し言葉と文章語を混同すると、メールの文面が不自然になってしまう。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview