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壁掛け

かべかけ
名詞頻度ランク #37424 · 青空 29
1
標準
wall-mounted ornament
文例 · 用例
十四 「黒鯨亭」 エミール・ヤニングス主演のこの映画は、はじめからおしまいまで、この主役者の濃厚な個性でおおい尽くされた地色の上に適当な色合いを見計らった脇役の模様を置いた壁掛けのようなものである。
寺田寅彦 映画雑感(4) 青空文庫
運命の魔女が織り成す夢幻劇の最後の幕の閉じる幔幕としてこの刺繍の壁掛けを垂下したつもりであるかもしれない。
寺田寅彦 音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」 青空文庫
私はまた、この無我夢中の恐怖の数瞬間に、その部屋の壁を蔽うている黒い壁掛けが静かに、ほとんど眼にたたぬほどかすかに、揺れるのを見た。
THE PIT AND THE PENDULUM 落穴と振子 青空文庫
そして今度は審問や、裁判官たちや、黒い壁掛けや、宣告や、衰弱や、気絶などの完全な記憶。
THE PIT AND THE PENDULUM 落穴と振子 青空文庫
黒ずんだ壁掛けが壁にかかっていた。
THE FALL OF HOUSE OF USHER アッシャー家の崩壊 青空文庫
自分の感じていることのまあ全部ではないとしてもその大部分は、この部屋の陰気な家具――吹きつのってくる嵐の息吹に吹きあおられて、ときどき壁の上をゆらゆらと揺れ、寝台の飾りのあたりで不安そうにさらさらと音をたてている、黒ずんだぼろぼろの壁掛け――の人を迷わすような影響によるものだと無理に信じようとした。
THE FALL OF HOUSE OF USHER アッシャー家の崩壊 青空文庫
だから、どうせのことなら私も、このペン先に牛の血をつけて、出来るだけ忠実に写生し、織り交ぜ、「あらぶ・すぺいん」風の盛大な絵壁掛けを一つ作り上げてみたい。
血と砂の接吻 踊る地平線 青空文庫
鶯色の緞子の垂幕、「美人戯毬図」とした壁掛けの刺繍、さては誤って彼が縁を欠いた花瓶までが、嘗て覚えていたと同じ場所に、何事もなかったかのように澄しかえって並んでいたのだった。
海野十三 西湖の屍人 青空文庫
作例 · 標準
リビングの白い壁に、木枠のアンティークな壁掛け時計が静かに時を刻んでいる。
玄関のスペースを有効活用するため、鍵や小物を置ける便利な壁掛け収納を取り付けた。
季節に合わせて壁掛けのカレンダーを新調し、家族全員の予定を書き込めるようにした。
「この壁掛けの一輪挿し、陶器の質感が素朴で、野の花がよく映えるわね」
2
標準
wall-mounted
作例 · 標準
リビングのデッドスペースを有効活用するため、薄型の大型テレビを専用の金具で壁掛けにした。
玄関に設置した壁掛けの姿見は、外出前の身だしなみチェックだけでなく、空間を広く見せる効果もある。
毎年、年末になるとお気に入りの風景写真が印刷された壁掛けカレンダーを新調するのが楽しみだ。
ホテルの廊下には、アンティーク調の壁掛け照明が等間隔に並び、落ち着いた雰囲気を演出している。