軍船
ぐんせん異読 いくさぶね
名詞
標準
(wind or human-powered) warship
文例 · 用例
弘安四年に日本に襲来した蒙古の軍船が折からの颱風のために覆没してそのために国難を免れたのはあまりに有名な話である。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
晴賢は三河守の良策を蹴って、大軍を率いて七百余艘の軍船で厳島へ渡ってしまった。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
水軍の連中思い切ったる元就の言分かな、所詮戦は毛利の勝なるべしと言って二百余艘の軍船が毛利方へ漕ぎ寄せた。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
既に城も危くなった頃、四郎時貞は不意に囲を解き、軍船海を圧して、島原に帰って行った。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
周子の易に(北緯百十三度、東経二十三度附近にあり、水にちなみ、魚に縁あり、而して登るや屏風岩、いでては軍船を爆沈す)と出ましたが、ああなんたる神易でありましょうか」「……」 博士は闃として、化石になりきっていた。
— 海野十三 『軍用鮫』 青空文庫
こいねがわくば楊大先生の降魔征神の大科学力をもって、古今独歩未曾有の海戦新兵器を考案せられ、よってもって我が沿岸を親しく下り行きて、軍船を悉く撃沈せられんことを。
— 海野十三 『軍用鮫』 青空文庫
「軍艦を殲滅する一大発明をなし、そしてこれを使って、軍船をことごとく撃沈してしまえばいいのだ。
— 海野十三 『軍用鮫』 青空文庫
「まず目的というのは、軍船の底に穴をあけてそこから海水の入るにまかせ、沈めてしまえばいいのだ」 それからさらに一歩進んで、「軍船とは何ぞや」 の定義から始まって、「軍船は、どうして走るか。
— 海野十三 『軍用鮫』 青空文庫
作例 · 標準
はるか水平線の向こうから、巨大な軍船がゆっくりと近づいてくるのが見えた。
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激しい嵐の中、木造の軍船は荒波に翻弄されながらも進軍を続けた。
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考古学的な調査によって、海底から沈没した古代の軍船の一部が引き揚げられた。
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