燃える
もえる
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #11336 · 青空 6718 例
標準
to burn
文例 · 用例
赤い火の燃える炉辺。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
蔦かずらの這う古く懐かしい家の中で、薪の燃えるストーヴの火を囲みながら、老幼男女の一家族が、祖先の画像を映す洋燈の下で、むつまじく語り合うことを言うのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
そうした彼の寂しい心は、炉に火の燃える人の世の侘しさ、古さ、なつかしさ、暖かさ、楽しさを、慈母の懐袍のように恋い慕った。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
まことに蕪村の俳句においては、すべてが魂の家郷を恋い、火の燃える炉辺を恋い、古き昔の子守歌と、母の懐袍を忍び泣くところの哀歌であった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
反対に蕪村は、どんな蕭条とした自然を見ても、そこに或る魂の家郷を感じ、オルゴールの鳴る人生の懐かしさと、火の燃える炉辺の暖かさとを感じている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
火赤く燃える火を見たり獸類の如く汝は沈默して言はざるかな。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
即ちあの蕭条たる自然の中で、たよりなき生の孤独にふるへながら、赤々と燃える焚火の前に、幼時の追懐をまどろみながら、母の懐中を恋するところの情緒である。
— 萩原朔太郎 『冬の情緒』 青空文庫
或は荒寥とした枯木の中を、葱さげて家路に急ぐ人の姿は、さうした冬の季節の中で、ふしぎに物侘しく、孤独にふるへる生の果敢なさを感じさせ、何かしら或る暖かい、焚火の燃える家郷への、魂のノスタルヂアを追懐させる。
— 萩原朔太郎 『冬の情緒』 青空文庫
作例 · 標準
暖炉の薪が赤々と燃えるのを見ていると心が落ち着く。
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この町では毎年秋に、落ち葉を集めて盛大に燃やす習慣がある。
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古い小屋はあっという間に火がつき、勢いよく燃え上がった。
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