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大男

おおおとこ
名詞頻度ランク #29464 · 青空 1241
1
標準
big man
文例 · 用例
つまり、大男の自分を憎悪しているのである。
太宰治 男女川と羽左衛門 青空文庫
自身の苦慮が、毛むくじやらの大男の、やさしい聲を出さうとしての懸命の苦慮が、をかしかつたからである。
太宰治 九月十月十一月 青空文庫
達沢は大男で、頭髪がネグロ人のやうにモシヤ/\してゐて、顎が剪落されたやうに短いため、此の顔は分厚な将棋の駒を想はせた。
中原中也 校長 青空文庫
肩のさきをピストルでやられていたが、彼は、それよりさきに、大男のメリケン兵を三人ぶち斬っていた。
黒島傳治 氷河 青空文庫
あの大男の張宗昌のぶくぶく肥っている頬ッぺたをぴしゃりとやったれよ。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
十七 なぜ泣くか 芝居を見ていると近所の座席にいる婦人たちの多数が実によく泣く、それから男も泣く、泣きそうもないようなたくましい大男でかえって女よりもみごとによく泣くのもいる。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
やけくそで、いっそ林銑十郎閣下のような大鬚を生やしてみようかとさえ思う事もあるのだが、けれども、いまの此の、六畳四畳半三畳きりの小さい家の中で、鬚ばかり立派な大男が、うろうろしているのは、いかにも奇怪なものらしいから、それも断念せざるを得ない。
太宰治 服装に就いて 青空文庫
私も今は三十二歳で、こんなに鬚もじゃの大男になって、多少は苦労して来たような気もしているのであるが、やはり、こんな悪洒落みたいな、ふざけた着物を着て、ちびた下駄をはき、用も無いのに公園をのそのそ歩き廻っている。
太宰治 服装に就いて 青空文庫
作例 · 標準
例句