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小男

こおとこ
名詞
1
標準
small man
文例 · 用例
イフヒムと云うのはコンスタンチノープルから輸入する巻煙草の大箱を積み重ねた蔭に他の労働者から少し離れて、上向きに寝て居る小男であった。
有島武郎 かんかん虫 青空文庫
」 ややありて黒く痩せたる小男と、青く肥りたる大男と、両々光子を挟みて、引立々々|入来れり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
又、若大将の方は三十前後であろうか、奥さんよりもズット背の低いデブデブの小男であった。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
……と……駐在所の入口になっている硝子戸が内側からガタガタと開いて、色の黒い、人相の悪い顔に、無精鬚を蓬々と生した、越中褌一つの逞ましい小男が半身を現わした。
夢野久作 巡査辞職 青空文庫
眼の小さい、赤ら顔のデップリとした小男で、額の上に禿げ残った毛を真中からテイネイに二つに分けて、詰襟の白い洋服を着ていたが、トテモ人のいい親切らしい風付きで、悪魔らしいところはミジンも見えなかったのでガッカリしてしまった。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
小男の叔父よりもすこし背が低くて、二重まぶたの大きな眼が純然たる茶色で、眉が非常に細長くて、まん丸い顔の下に今一つ丸まっちい腮が重なっていた。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
相手の男は、自分に漫画をかかせては、わずかなお金をもったい振って置いて行く三十歳前後の無学な小男の商人なのでした。
太宰治 人間失格 青空文庫
一方は下賤から身を起して、人品あがらず、それこそ猿面の痩せた小男で、学問も何も無くて、そのくせ豪放|絢爛たる建築美術を興して桃山時代の栄華を現出させた人だが、一方はかなり裕福の家から出て、かっぷくも堂々たる美丈夫で、学問も充分、そのひとが草の庵のわびの世界で対抗したのだから面白いのだよ。
太宰治 青空文庫
作例 · 標準
その小男は、見た目に反して非常に力持ちだった。
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彼は街角で、帽子を深くかぶった謎の小男とすれ違った。
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物語の主人公は、知恵で大男を打ち負かす小男だった。
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