貨物車
かもつしゃ
名詞
標準
freight car
文例 · 用例
いいか若し襲撃を受けても命令がある迄出てはいけない」○汽車の汽笛 描写若干○ロングで月明の原野を走る列車○貨物車の中、がやがやしている。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
それから炭坑のトロ道が作る黒い投影の中を一散に走って、直方駅構内の貨物車の間を影のようにスリ抜けて、ほど近い日吉町の日吉旅館の裏手に来た青年は、素早く前後を見まわして、警戒のないのを見定めてから蔦蔓の一パイに茂り絡んだ煉瓦塀をヒラリと飛越えた。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
真黒に肩を怒らした機関車を先に立てて、囚人のようにつながって来る貨物車の群れが見える。
— 夢野久作 『線路』 青空文庫
「二時の貨物車でひかれたのでしょう。
— 国木田独歩 『窮死』 青空文庫
しかしこういう流動に、さらに貨物車の影がレールの上を走るところなどを重出して、結局何かしら莫大な運動量を持ったある物が加速的にその運動量を増加しつつ、あの茫漠たるアジア大陸の荒野の上を次第に南に向かって進んでいるという感じがかなりまで強く打ちだされていることは充分に認められる。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
さて、かうたゝずむうちにも、ぐわら/\、ぐわらとすさまじい音を立てて、貨物車が道を打ちひしいで驅け通る。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
――振返つた洋館をぐわさ/\とゆするが如く、貨物車が、然も二臺。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
人通りさへ、稀であるのに、貨物車は、衝いて通り、驅け拔ける。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、踏切で貨物車が何十両も連なって通過するのを数えるのが好きだった。
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この貨物車は、石炭を運ぶために特別に設計されたものだ。
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鉄道博物館には、昔使われていたレトロな貨物車が展示されている。
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貨物車の連結作業は、熟練の技術を要する危険な仕事だ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
貨物車(かもつしゃ)は、 貨物自動車のこと。対義語:乗用車、バス(乗合自動車) 鉄道車両においての貨車のこと。対義語:客車
出典: 貨物車 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0