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際会

さいかい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
meeting
文例 · 用例
しかしずっと年を取った後に、再びこうした規則正しく繰返される「試験」の峠を越そうとは予期しなかったが、そのおかげで若い日の学生時代の幻影のようなものを呼び返し、そうしてもう一度若返ったような錯覚を起こさせる機縁に際会するのである。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
ことに今年は実際に小春の好晴がつづき、その上にこの界隈の銀杏の黄葉が丁度その最大限度の輝きをもって輝く時期に際会したために、その銀杏の黄金色に対比された青空の色が一層美しく見えたのかもしれない。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
明かに×××的意義を帯びていた日清戦争に際して、ちょうど、国民解放戦争にでも際会したるが如き歓喜をもらしている。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
北極をめぐる諸科学国が互いに協力して同時的に気象学的ならびに一般地球物理学的観測を行なういわゆるインターナショナル・ポーラー・イヤーに際会してソビエト政府は都合八組の観測隊を北氷洋に派遣した。
寺田寅彦 北氷洋の氷の割れる音 青空文庫
まさにこの意味においても日本が今「非常時」に際会していることを政府も国民も考えてもらいたいものである。
寺田寅彦 北氷洋の氷の割れる音 青空文庫
此光輝ある時期に際会しながら、猶且つ厭世哲学を説くハルトマンの如きは畢竟ずるに一種の精神病者に過ぎないと彼は断言した。
夏目漱石 点頭録 青空文庫
釜貞は他の不幸に際会して目的の無心も云へず、といふて明日の命を繋ぐ糧さへ無い我家を想ふと矢も楯もあらず、男を枉げ心を殺して幾許かの金を才覚して、大阪の家へ細※と認めた手紙に添へて送つてやり、自分は他の職を見つけるべく尚京都の縁者の許に身を置くのであつた。
幸田露伴 名工出世譚 青空文庫
町内迷惑な……その、男女交際会の軍用金。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
作例 · 標準
彼は江戸を離れ、西下して京都へ向かった。
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新幹線が開通して以来、東京から西下する人々が増えた。
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歌舞伎役者が、江戸で人気を博した後、大坂へ西下した。
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