里山
さとやま
名詞頻度ランク #17655 · 青空 4 例
標準
undeveloped woodland near populated area
文例 · 用例
もっとも阿里山の紅檜を使えば比較的あまりひどくは白蟻に食われないことが近ごろわかって来たが、あいにくこの事実がわかったころには同時にこの肝心の材料がおおかた伐り尽くされてなくなった事がわかったそうである。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
川俣村より左折して、猶三里山奧なる温泉場に赴く。
— 田山花袋 『日光山の奧』 青空文庫
此信仰は台湾に亘つて、阿里山蕃族が、ばく/″\わかあ山或はばく/″\やまから出て、分れて一つはまやの国へ行つたと言ふ伝説があるから、琉球の南方でも、恐らくまやを楽土と観じてゐたのであらう。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
別所は其後一ヶ月ほどして、出版書肆の方もやめ、野田沢子とも別れ、李をもへんに疎んじて、荷物をまとめて郷里山口県の田舎へ帰ってしまった。
— 豊島与志雄 『椿の花の赤』 青空文庫
馬琴の地図によると、五十里山と黒光寺山にはさまれた山中二ツ岩(また二ツ山)といふところに穴を構へてゐたさうであるが、人里(羽田村とある)から二里余り、さう大して深山ではない。
— 坂口安吾 『日本の山と文学』 青空文庫
臺灣土民の中にも、阿里山蕃人は、神話の上に此樂土の名を傳へて居る。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
そしてちかごろ、私が特に楽しかったのは立秋の後、越中の国八尾町から二、三里山中の下の名温泉に旅して、そこの地元を流れる室牧川で釣った鮎が、味香ともに、かつて私が知っている何れの川の鮎よりも一段と勝っていたことで、温泉の宿でこれを塩焼きと味噌田楽にこしらえて舌端に載せた味覚は、永く私の記念となろう。
— 佐藤垢石 『すっぽん』 青空文庫
御宿滝王院案内ニテ、八十里山吉ヶ平迄供奉―(中略)―八月五日蒲原郡加茂ノ社前ニ於テ、小国城主右馬頭頼之馬上七騎ニテ宮ノ御迎ニ来リ、御対面御悦ビ一方ナラズ(下略)。
— 木暮理太郎 『尾瀬の昔と今』 青空文庫
作例 · 標準
子どもの頃、よく里山でカブトムシを捕まえたものだ。
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開発によって里山が失われ、希少な動植物の生息地が脅かされている。
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散歩コースの里山には、四季折々の美しい花が咲き乱れる。
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標準
settlement pattern of living in upland valleys and cultivating lower slopes
作例 · 標準
この地域の集落は、典型的な里山型の生活様式をとっている。
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里山という居住パターンは、自然と共生する知恵が詰まっている。
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歴史研究によると、この地方では古くから里山形式での定住が進んでいた。
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