幻辞.com

里地

さとち
名詞
1
標準
mountain village (region)
文例 · 用例
使って居た女中は、江州彦根在の者で、其|郷里地方には家屋敷を捨売りにして京、大阪や東京に出る者が多いので、※の様に廉い地面家作の売物があると云う。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
たゞかりそめに作りたる草屋なれど、里地より雪はふかゝらんとおもへば力は強く作りたるなるべし、家内を見れば稿筵のちぎれたるをしきならべ稲麦のできぬ所ゆゑわらにとぼしく、いづれのいへもふるきむしろ也納戸も戸棚もなし、たゞ菅縄にてつくりたる棚あるのみ也。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
主人は里地の事をもよく知りて話も分る翁ゆゑ所の風俗をたづねしに、そのもの語りたるあらましをこゝに記す。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
これらは我家の氷柱にて珍らしからず、宮寺のつらゝは猶大なり、又山中のつらゝは里地に比しがたし。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
垂たる形状は蝋燭のながれたるやうなれど、里地のつらゝとたがひて屈曲種々のかたちをなして水晶にて工に作りなしたるがごとく、玲瓏として透徹るが暾の暉たるはものに比ふべきなしと、此清水村の里正阿部翁のものがたりにてきゝぬ。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
○ 初夏の雪 我国の雪|里地は三月のころにいたれば次第々々に消、朝々は凍こと鉄石の如くなれども、日中は上よりも下よりもきゆる。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
山々の雪は里地よりもきゆるなれども雪にこもりをるはおのづから朦然として心たのしからず。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
それは乾燥したさわやかな暑さとちがって水蒸気で飽和された重々しい暑さであった。
寺田寅彦 青空文庫
作例 · 標準
この里地では、昔ながらの生活が今も息づいている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
都市開発が進む中でも、美しい里地の風景は守り続けたい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
休日は、都会の喧騒を離れて里地を訪れ、心ゆくまで自然を満喫した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash