敏腕
びんわん
名詞形容動詞名詞-の形容詞頻度ランク #34654 · 青空 79 例
標準
ability
文例 · 用例
さうした讀書から自然に覺えた探偵ごつこ、自分の友達の多少|魯鈍なのを兇賊に仕立てたりして、それをわら繩で縛り上げる敏腕な探偵は、私の少年時代のある時の姿だつたから……。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
――そこで一人の敏腕な刑事が疑いを残してみたくなる。
— 渡辺温 『遺書に就て』 青空文庫
此新聞は、企業家としては随分名の知れてゐる山県勇三郎氏が社主、其令弟で小樽にゐる、これも敏腕の聞え高き中村定三郎氏が社主を代表して、社長は時の道会議員なる老巧なる政客白石義郎氏(今年根室郡部から出て代議士となつた。
— 石川啄木 『悲しき思出』 青空文庫
孔子はまた、子路の中で相当|敏腕な実際家と隣り合って住んでいる大きな子供が、いつまでたっても一向老成しそうもないのを見て、可笑しくもあり、困りもするのである。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
私はこの事件にこそ、彼の敏腕に俟つものが、多々あると確信した。
— コナン・ドイル 『空家の冒険』 青空文庫
一方、離れの方では、溝川署内で敏腕の聞こえのある弓田警部が警察医と二人で、娘の身体をしらべています。
— 平林初之輔 『祭の夜』 青空文庫
そして、『あれで君、彼奴はS――社中では敏腕家なんだ。
— 石川啄木 『札幌』 青空文庫
我々は一種の恐怖を以て敏腕な編輯長の顏を見た。
— 石川啄木 『我等の一團と彼』 青空文庫
作例 · 標準
彼はどんな困難な交渉でも、その敏腕を発揮して成功させる。
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