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掌握

しょうあく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #16634 · 青空 146
1
標準
grasping
文例 · 用例
渠はその壮時において加賀の銭屋内閣が海軍の雄将として、北海の全権を掌握したりし磁石の又五郎なりけり。
泉鏡花 取舵 青空文庫
しかし博士でなければ学者でないように、世間を思わせるほど博士に価値を賦与したならば、学問は少数の博士の専有物となって、僅かな学者的貴族が、学権を掌握し尽すに至ると共に、選に洩れたる他は全く一般から閑却されるの結果として、厭うべき弊害の続出せん事を余は切に憂うるものである。
夏目漱石 博士問題の成行 青空文庫
それが有つたからといふのも一つの事情か知らぬが、又貞盛縁類といふことも一ツの理由か知らぬが、又打つてかゝつて来たからといふのも一の所以か知らぬが、常陸介を生捕り国庁を荒し、掠奪焚焼を敢てし、言はず語らず一国を掌握したのは、相馬小次郎も図に乗つて暴れ過ぎた。
幸田露伴 平将門 青空文庫
彼等は徳川氏の政權掌握てふことが漸次日本國民の生活に適しなくなつたことを直覺し、寧ろ直感した。
‘V NAROD’ SERIES’ A LETTER FROM PRISON 青空文庫
其第二の理由は、我国の古神は霊躰にあらずして人間なること是なり、出没自在の神通力あるにあらず、宇宙万有を統治するものにあらず、報罰の全権を掌握するものにあらず、其天界に領有するところ多からず、ジニヤスの力ありとも是を仮用するに道なからむ。
北村透谷 他界に対する観念 青空文庫
そんな連中は有為果敢の材を抱きながら官途に就く事が出来ず鬱勃たる壮志を抱いたまま明治政府を掌握している薩長土肥の横暴振り、名利の争奪振りを横目に睨んでいた。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
王の全身の表現が、その鼻に依って代表されて他人に受け渡しをされていた事、恰も埃及国の全権が、ダメス王に依って掌握され、ダメス王の名に依って他国と批准交換されていた如くでありました。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
かくて、頼朝は、鎌倉に在つて、政権を掌握したのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
作例 · 標準
新知事は就任からわずか一ヶ月で、県庁の全組織を完全に掌握した。
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彼は対戦相手の心理状態を掌握し、巧みな心理戦で勝利を収めた。
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現場の状況を正確に掌握しないまま、本部は無謀な突撃命令を下した。
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