石灰
せっかい異読 いしばい
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #25505 · 青空 303 例
標準
lime
文例 · 用例
遠くに町が、石灰みたいだ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
雲は東から西へと引いたように取れると一天は石灰洞のような大口を開けて、見る見るうちに次第にひろがり、碧い初冬の冴え返った空が、冷たい鯖色をした湖水のようになって、金光ちらりと黒砂に燃え落ちる、黒砂の一線、天に向って走るところ、頂上火口の赭禿げた土は、火を翳したように眩ゆくなる。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
酸素と水素あるいは灯用瓦斯と混じた焔を石灰の塊に吹き付けると眩しいような光を出す。
— 寺田寅彦 『ランプのいろいろ』 青空文庫
また石灰の代りにザーコンというものを使ったのもあるが、これらは普通の灯用には用いられぬ。
— 寺田寅彦 『ランプのいろいろ』 青空文庫
おれの考へてゐるのは対称はとりながらごく不規則なモザイクにしてその境を一尺のみちに練瓦をジグザグに埋めてそこへまっ白な石灰をつめこむ。
— 宮沢賢治 『花壇工作』 青空文庫
石灰や加里や植物養料がずうっと少いのです。
— 宮沢賢治 『台川』 青空文庫
まっ白の石灰岩は、ごぼごぼ冷たい水を噴き出すあの泉です。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
灰には石灰や土灰をも用いるが普通は藁灰である。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
ウィキペディア
石灰(せっかい)とは、生石灰(酸化カルシウム、CaO)及び消石灰(水酸化カルシウム、Ca(OH)2)の総称。特に消石灰は粉体であり石灰(いしばい)ともいう。なお、炭酸カルシウム(CaCO3)やカルシウム(Ca)を指すこともある(これらについては各項目を参照)。
出典: 石灰 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0