アスファルト道路
アスファルトどうろ
名詞
標準
asphalt road
文例 · 用例
広いアスファルト道路にするんで、西瓜車のガタガタ通るモスクワの古い石敷路は、精力的に横丁までも掘じくりかえされている。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
丸の内のアスファルト道路から撥ねかえる夕方の騒音が、人気ない室へつたわって来る。
— 宮本百合子 『舗道』 青空文庫
この町のあたりも、新市内に編入されると同時に市区改正がはじまって、池袋から飛鳥山をめぐって日暮里の方へ開通するアスファルト道路やそれと交叉して大塚と板橋間を縦断する十二間道路がついたりして、面目が一新した。
— 宮本百合子 『朝の風』 青空文庫
二十キロくらいも行かねば、次の村がないようなところでも、自動車の影がうつりそうなアスファルト道路が、縦横に走っている。
— 中谷宇吉郎 『アメリカ種の落語』 青空文庫
蒸し暑い日本の夏は少々ならず閉口であるが、それも大都会のビルやアスファルト道路の照り返しに自動車の排気ガスを脱れ出でて、青田に白鷺を見、蝉しぐれの緑陰に清泉を掬する日本の自然のなかに置かれた町や村の夏なら、緑陰に清泉の一掬に十分にしのぐこともできる。
— 佐藤春夫 『われらが四季感』 青空文庫
片側には八階のSビルディング、片側には六階のYビルディング、空を隠してそそり立つ白堊の断崖にはさまれた深い谷底に、電車線路のない坦々たるアスファルト道路が、白々と続いていた。
— 江戸川乱歩 『妖虫』 青空文庫
作例 · 標準
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