東岸
とうがん
名詞頻度ランク #44521 · 青空 138 例
標準
eastern coast
文例 · 用例
帰りがけに、雨も小止みになったので、自動車で韮崎の町を突き切り、釜無川の東岸に沿うて、露出しているところの七里岩を、向う岸の美しい赤松の林から眺めた。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
南北の流れにては月の出づるところ東岸に迫られて妙ならねど、東西の流れにては月は直に河水の水面よりさし昇るところなれば、見渡す眺めも広※として、浪に砕くる清き光の白銀を流すが如くいと長く曳きてきら/\と輝くなど、いふにいはれぬ趣きあり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
川はこれより山の宿町、花川戸、小梅町、新小梅町の間を下りて吾妻橋に至るなるが、東岸の方の深かりしは漸く転じて、中流もしくは西の方の深からんとするの勢をなす。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
川曲は「かはわた」と訓んだのであらう、今の川又村の地で当時は川の東岸であつたらしい。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
そこは長良川の西岸で、東岸には稲葉山が黄昏の暗い影を曳いてそそり立っていたが、その頂の城櫓の白壁には、夕陽の光がちらちらと動いていた。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
長良川の水はそのあたりで東岸に迫って流れ、西岸には広びろとした磧を見せていた。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
矧や「カピトリウム」に登り、「トラステヱエル」(河東の地なり、テヱエル河の東岸に當れる羅馬の一部を謂ふ)に渡らんこと思ひも掛けざりき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
漸く東岸へ漕ぎつけて、葦原の繁り高い洲の間に這入つた。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
作例 · 標準
彼はアメリカの東岸に住んでいる親戚を訪ねた。
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その港町は、島の東岸に位置している。
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毎年、東岸には美しい日の出を見に多くの観光客が訪れる。
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