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転石

てんせき
名詞
1
標準
rolling stone
文例 · 用例
ところが転石の山より下るや其の勢必ず加はる道理で、終に良兼将門は両立す可からざる運命に到着した。
幸田露伴 平将門 青空文庫
だから、羽村の堰から下流は地質が悪いにも拘わらず良質の水垢を発生する水成岩の転石が、河原に磊々としていたからである。
佐藤垢石 香魚と水質 青空文庫
お隣の、悪質の火成岩を河原の転石に持つ相模川の鮎に比べれば、食味も姿も水際立って優れていた。
佐藤垢石 香魚と水質 青空文庫
富士川も峡中を流れる笛吹、釜無の二支流こそ花崗岩に満たされているが、この二支流を合わせた鰍沢から下流一帯と支流の早川は、日本でも最も古い水成岩の転石が川底を埋めているから、そこに発生する水垢が悪かろうはずがない。
佐藤垢石 香魚と水質 青空文庫
興津川や酒匂川、安倍川のように瀬が直ちに海へ注ぐ川は、川口にまで転石が磊々としている。
佐藤垢石 水垢を凝視す 青空文庫
興津川や酒匂川、安倍川のやうに瀬が直ちに海へ注ぐ川は、川口にまで転石が磊々としてゐる。
佐藤垢石 水垢を凝視す 青空文庫
山小屋の下は、転石や小石ばかりゴロゴロする歩きにくいガラ場で、氷でささえられていた斜面の岩や岩屑が、日光に温まってころがりだし、えらい音をたてて落ちてくる。
久生十蘭 白雪姫 青空文庫
東京の公園で我々は氷河の作用を受けたに違いないと思う転石を見たが、あとで聞くと、それは何百マイルもの北の方から、和船ではこばれた石であるとのことであった。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫
作例 · 標準
川底の転石は、長い年月をかけて丸く研磨されてきた。
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彼は一つの場所に留まらず、まさに転石のような生き方をしている。
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崖から落ちてきた大きな転石が、道路を塞いでいた。
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