除夜
じょや
名詞
標準
New Year's Eve
文例 · 用例
大正十三年から十四年への晩を除夜の鐘を聞きながら、先生と勝負を爭つた事もある。
— 南部修太郎 『文壇球突物語』 青空文庫
千万年も、古びた夜の空気を顫はし、除夜の鐘は暗い遠いい空で鳴る。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
除夜の鐘は暗い遠いい空で鳴る。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
じよや(除夜)のかね。
— 太宰治 『盲人独笑』 青空文庫
まだ除夜の鐘のさいちゅうだ。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
といぶかり、両隣りの左官屋、炭屋も、耳をすまし、悪事千里、たちまち人々の囁きは四方にひろがり、人の運不運は知れぬもの、除夜の鐘を聞きながら身代あらわれ、せっかくの三年の苦心も水の泡、さすがの智者も矢弾つづかず、わずか銀一粒で大長者の万屋ぐゎらりと破産。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
障子の開け閉てにその娘が欄干に凭れて中庭越しにこっちの部屋を伏目で眺めて居る姿が無意識の眼に映るけれども、私はそれどころでなく書きに書いて心積りした通り首尾よく大晦日の除夜の鐘の鳴り止まぬうちに書き上げた。
— 岡本かの子 『健康三題』 青空文庫
如何に罵られても、この夜ばかりは恨みにきかず、立ちどころに言い返して勝てば、一年中の福があるのだとばかり、智慧を絞り、泡を飛ばし、声を涸らし合うこの怪しげな行事は、名づけて新手村の悪口祭りといい、宵の頃よりはじめて、除夜の鐘の鳴りそめる時まで、奇声悪声の絶え間がない。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
作例 · 標準
除夜の鐘を聞きながら、一年を振り返るのが恒例です。
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除夜の夜は、家族みんなで集まって年越しそばを食べます。
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除夜の数時間前、街は静けさに包まれていた。
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