学風
がくふう
名詞
標準
academic traditions
文例 · 用例
そのせいでもあるまいが当時ドイツの風俗、人情、学風に対する色々な不満を聞かされた記憶がある。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
そういう事を研究することを喜ばないような日本現時の不思議な学風がそういう研究の出現を阻止しているのではないかと疑われる。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
科学上ではなんらかの画紀元的の進展を与えた新しい観念や学説がほとんど皆すぐれた頭脳の直観に基づくものであるという事は今さらに贅言を要しない事であるにかかわらず、昔も今も通有な一種の偏狭なアカデミックの学風は、無差別的に直観そのものを軽んじあるいは避忌するような傾向を生じている。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
それらを埋めて活溌な足取りで流れとなり幅となって動いている行人の群は、ソルボンヌの典雅な学風を背景にして国際的な空気を揺曳している。
— 岡本かの子 『食魔に贈る』 青空文庫
恵心はもとより緻密厳詳の学風の人であったから、寂照はこれに従って大に益を得たことでもあろう、それで寂照を恵心の弟子のように云伝えることも生じたのであろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
然るを何者の偏視眼者流ぞ、徒らに学風を煩瑣にし、究理と云ひ、探求と称して、貴とき生命を空しく無用の努力に費やし去る。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
学風の新鮮を保ち沈滞を防ぐためにはやはりなるべく毛色のちがった人材を集めるほうがかえっていいかもしれないのである。
— 寺田寅彦 『相撲』 青空文庫
句読訓詁などと豪語してゾンザイな学風を身に浸みさせて仕舞うのも決して宜しくはない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
自由な議論を重んじる学風が、この大学の特色となっている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
伝統あるこの大学の学風は、多くの学生を惹きつけている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あの教授は、既存の学風にとらわれず、新しい研究分野を切り開いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash