副使
ふくし
名詞
標準
vice-envoy
文例 · 用例
ところが、その副使某がたまたま匈奴の内紛に関係したために、使節団全員が囚えられることになってしまった。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
」巫臣は鄭に着くと、副使に聘物を持って楚に帰らせ、自分は独り、夏姫を連れて去った。
— 中島敦 『妖氛録』 青空文庫
家光は東国の辺防を寛うすべからずと云って許さず、よって板倉内膳正|重昌を正使とし、目付|石谷十蔵貞清を副使と定めた。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
副使は美濃大垣の城主戸田左門|氏鉄(此時年六十一)。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
正使は十太夫で、副使は黒田市兵衞である。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
勅使の副使をしてゐる同じく束帶の大官は、やむなく長い間その降りしきる雨の中に立ちつくしてゐた。
— 田山花袋 『道綱の母』 青空文庫
正使基康には許す気があつても、副使の妹尾が許さぬのである。
— 芥川龍之介 『澄江堂雑記』 青空文庫
(c)更にその後二十五年を經て、光仁天皇の寶龜九年(西暦七七八)に遣唐副使小野朝臣|石根――この時大使佐伯宿禰|今毛人は病に罹つて、遂に入唐せなかつた故、石根は名は副使にして實は大使であつた――の一行は、例の如く四艘に分乘して、九月から十一月の間にかけて、揚子江口を發船したが、何れも難船した。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
作例 · 標準
特使に同行した副使(ふくし)は、交渉の現場で重要な役割を果たしました。
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「彼の副使としての手腕は高く評価されているよ。」
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使節団の副使として、彼は各国との友好関係の維持に尽力しました。
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