劾奏
がいそう
名詞動詞-サ変
標準
report of an official's offence to the emperor (offense)
文例 · 用例
コクトオは気がちがいそうになって日がな一日オピアムばかりやってるそうだし、ヴァレリイは十年間、唖者になった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
じっとしていると気がちがいそうな鬱陶しさである。
— 寺田寅彦 『夕凪と夕風』 青空文庫
孔子と老子のちがいくらいにはちがいそうである。
— 寺田寅彦 『スパーク』 青空文庫
足元からすこしだらだら下がりになり萱が一面に生え、尾花の末が日に光っている、萱原の先きが畑で、畑の先に背の低い林が一|叢繁り、その林の上に遠い杉の小杜が見え、地平線の上に淡々しい雲が集まっていて雲の色にまがいそうな連山がその間にすこしずつ見える。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
いつもは、こんな草原は、蛇がいそうな故を以て、絶対に避けて通ることにしているのであるが、いまは蛇に食い附かれたって構わぬ、どうせ直ぐに死ななければならぬからだである、ぜいたくを言って居られぬ。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
この男の家には、六つか七つぐらいの男の子がいそうな気がした。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
こう思いますと私は気がちがいそうにたまらなくなりまして、フイと顔を上げました。
— 夢野久作 『押絵の奇蹟』 青空文庫
どうやら番人がいそうもないので、高一は、もっていた懐中電灯をつけてみると、中には、船からもってきた荷物がたくさんつんであります。
— 海野十三 『電気鳩』 青空文庫
作例 · 標準
その不正官僚の罪を、帝に劾奏することを決めた。
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貴族は、度重なる失態を帝に劾奏された。
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「あの者の不正を、帝に劾奏すべきだ!」と廷臣は叫んだ。
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