要職
ようしょく
名詞頻度ランク #29942 · 青空 53 例
標準
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文例 · 用例
かの鴎外にしても立派な口髭をはやして軍医総監という要職にありながら、やむにやまれず、不良の新聞記者と戦って共に縁先から落ちたのだ。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
軍事にかけては、殆んど天才と言っていい大村は、新政府の中枢ともいうべき兵部大輔のこの要職を与えられると一緒に、ますますその経綸を発揮して、縦横無尽の才をふるい出したのである。
— 佐々木味津三 『流行暗殺節』 青空文庫
同時に彼女の儚ない空想を現実に満足させようとしたのと同じ心理から出た作り事で、彼女がK大耳鼻科、助教授の要職にいる人から如何に信頼を受けておったかと言う事を、具体的に証明したいばっかりの一片の虚構に過ぎなかったのであったが、しかしその時の私が、どうしてソンナ事に気付き得よう。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
これぞ赤きコミンテルンの国、ソビエト連邦の密使であって、元海軍人民委員長という海軍大臣と軍令部長とを一しょにしたような要職にいた軍人であった。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
公用方として早くから信任と権力のある要職に就いた。
— WITH KYUSHU STUDENTS 『九州の学生とともに』 青空文庫
定に代って渋江の家に来た抽斎の二人目の妻威能は、世要職におる比良野氏の当主文蔵を父に持っていた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
わたくしは前に貞固が要職の体面をいたわるがために窮乏して、古褌を着けて年を迎えたことを記した。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
これに比ぶれば、富豪の購買力は、議会の多勢に擁せられて内閣を組織しつつある諸大臣の権力のごときもので、かつその財産を子孫に伝うるは、あたかも天下の要職を世襲せるがごときものである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は会社の要職に就き、多忙な日々を送っている。
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その人物は、長年にわたり政府の要職を務めてきた。
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要職に抜擢された彼は、プレッシャーを感じながらも職務を全うした。
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