短少
たんしょう
形容動詞名詞
標準
short and insufficient
文例 · 用例
余輩の考ふる所に據れば、卑彌呼問題をして此の如く解決に困難ならしめたる原因の一は『魏志』倭人傳に記されたる里數の標準が概して短少にして、支那國に行はれたる古今の尺度に合せざるに在るが如し。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
漢土に行はれたる尺度の制を案ずるに、時代によりて多少の長短ありしと雖も、其一里は我が三町五十一間より四、五町の間に出入し、曾て『魏志』倭人傳に見えたるが如き短少の里程制度ありしを聞かず。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
然れども『魏志』が此處に示せる里數は處によりて伸縮を見るも、其全道程を通じて悉く普通の標準里よりも短少なるが故に、或は之を以て魏時代に行はれたる制度なりしと思惟する者なしとも保し難し。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
此の如く『魏志』・『呉志』等、倭人傳以外の處に擧げたる里數は、大概普通の標準里に該當し、一として倭人傳中帶方郡より邪馬臺國に至る處に示せるが如き短少なる里數にあらず。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
若しも魏國の天子が使者の採用せし里程の標準が、『魏志』に記すが如き短少なるを知りたらんには、爭でか此の如き不合理の報告を信ずべけんや。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
彼の社会的生命はかくの如く短少也。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
しかしてこれ実に時日と労力とを要する所以にして短少の歳月のよく為すなきの理なり。
— 津田左右吉 『史論の流行』 青空文庫
そして、そこには、モーターボートから、もちだしたたんしょうとうが、あかるい光をなげ、その中に、おおぜいのおまわりさんがたっているのが見えました。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
作例 · 標準
今月の予算は短少で、月末までやり繰りするのが大変だ。
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短少な情報だけでは、正確な判断を下すことはできない。
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彼は、その店の品揃えが短少だと不満を漏らした。
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