暴戻
ぼうれい
名詞形容動詞
標準
tyranny
文例 · 用例
その中の一羽がむやみに暴戻で他の一羽を虐待する。
— 寺田寅彦 『あひると猿』 青空文庫
店の紅殻色の壁に天狗の面が暴戻な赤鼻を街上に突き出したところは、たしかに気の弱い文学少年を圧迫するものであった。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
試に問う、天下の人いかに、外に忠実なる僕のごときは、内に暴戻なる旦那なり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
それには大学だけは是非出て貰わねばなりません」 かの女は夫人が、妻の自分にも子の規矩男にも夫の与えた暴戻なものに向って、呪いの感情を危く露出しそうになったのに、どうなることかとはらはらしていた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
暴戻にかぶりつくのです。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
そこのところを察して僕の無理も僕の暴戻も許して、僕を救って貰い度い」 池上は泣かんばかりであります。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
あなたは私の葛岡さんに対する暴戻を聞き、すっかり怒って、私に挑戦的になったようです。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
彼は暴戻な肘で撃れる度に、何故かイベットの睫の煙る眼ざしを想出す。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼の暴戻な統治は、国民の怒りを買った。
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暴戻を極めた独裁者は、ついに民衆の手によって倒された。
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歴史上、多くの国が暴戻な権力者によって苦しめられてきた。
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