偈
げ
名詞頻度ランク #2505 · 青空 173 例
標準
gatha (poetic verse of a scripture)
文例 · 用例
寺の前がすぐ大堰川の流で「梵鐘は清波を潜って翠巒に響く」という涼しい詩偈そのままの境域であります。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
いちばん偉い詩人のアルタは座を下りて來て、わたしを禮してじぶんの高い座にのぼせ(三字不明)の草蔓をわたしに被せて、わたしを賞める四句の偈をうたひ、じぶんは遠く東の方の雪ある山の麓に去った。
— 宮澤賢治 『龍と詩人』 青空文庫
)(東へ去った詩人のアルタは、どういふ偈でおまへをほめたらう。
— 宮澤賢治 『龍と詩人』 青空文庫
龍のチャーナタは洞の奧の深い水にからだを潛めてしづかに懺悔の偈をとなへはじめた。
— 宮澤賢治 『龍と詩人』 青空文庫
あのかおりは覚者たちの尊い偈を人に送ります。
— 宮澤賢治 『マグノリアの木』 青空文庫
久し振りにあっさりした詩偈を一首作ってほのかに心の隅に波紋を描く悲しみの情を写し現した。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
」(蓮月、偈を繰り返し乍ら香湯を盥の仏にそそぐ。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
蓮月の偈が唱声三昧に入るに従い、青年、箸と椀をさし置きしきりに涙を拭き出す。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
作例 · 標準
お経の中に、心に響く美しい偈が記されていた。
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仏教の法要では、僧侶が偈を唱える。
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禅寺の壁には、達筆で書かれた偈が飾られている。
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