処女地
しょじょち
名詞
標準
virgin territory
文例 · 用例
軽井沢に似て、も少し感じが粗野であるが、それが如何にも処女地といふ新鮮な響をあたへる。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
そうした処女地を探険するのが今の映画製作者のねらいどころであり、いわば懸賞の対象でなければならない。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
誰も、この暗黒の処女地へ足を踏み入れた者はなかったのである。
— 岡本かの子 『明暗』 青空文庫
この処女地もまた暗黒の世界をそのままに黙ってかたく外界との境界線を閉していたのかも知れなかった。
— 岡本かの子 『明暗』 青空文庫
全世界はまだまだそうした探偵小説の処女地である。
— 夢野久作 『探偵小説の真使命』 青空文庫
開墾地として選定されていた場所は、原始林に囲まれた処女地だった。
— 佐左木俊郎 『熊の出る開墾地』 青空文庫
要するに処女地の皮を引き剥ごうとの三年間なのだった。
— 佐左木俊郎 『熊の出る開墾地』 青空文庫
「処女地」に出てゐる河井稲子氏の「夕食」といふのは、ほんの短いものだがつかまへどころに妙味がある。
— 六月創作評 『海浜日誌』 青空文庫
標準
unexplored area (of study, research, etc.)