幻辞.com

遠謀

えんぼう
名詞
1
標準
foresight
文例 · 用例
ゆうべの朗読劇にしたって、あれにもポローニヤスの深慮遠謀があったのさ。
太宰治 新ハムレット 青空文庫
されども人智は限有り、天意は測り難し、豈図らんや、太祖が熟慮遠謀して施為せるところの者は、即ち是れ孝陵の土|未だ乾かずして、北平の塵既に起り、矢石京城に雨注して、皇帝|遐陬に雲遊するの因とならんとは。
幸田露伴 運命 青空文庫
そんな深慮遠謀もあり、私は、ことさらに猫なで声でどろぼうを招じ入れ、そうして、かれがはいるなり、電燈をぱちんと消してしまった。
太宰治 春の盗賊 青空文庫
疑問の殺人鬼 五ヶ年の間、帯刀の遠謀で保留されていたお妙の婿取りは、果して間もなく盛大にとり行われた。
海野十三 くろがね天狗 青空文庫
」 貞白は実に五百の深慮遠謀に驚いた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
その辺には、駒井としては充分の遠謀熟慮があってのことだろうから、それは憂うるに足りないことでした。
白雲の巻 大菩薩峠 青空文庫
遠謀深智の性質を持ち物に動じないのを誇りとする大器量人の甚五衛門が、この戦国の物騒の時代に悠長らしい猪狩り沙汰とはいったいどうしたものだろうと、浪人組の猛者をはじめ心ある武士は怪しんだが、いずれ深い理由があるのだろうと思い返しては諫言も出来ず、そのまま出発の用意をした。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
そして、いずれを見ても、煩悩に心を乱されている人々の中で、ただ一人、頭の働きを失っていない遠謀深慮ある人物のごとく、事件いっさいの始末を引き受けようというのだ。
POIL DE CAROTTE にんじん 青空文庫
作例 · 標準
その戦国武将は遠謀に優れていたため、長期戦略で敵を圧倒した。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
彼女の人生計画には遠謀が感じられ、とても現実的である。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
会社の将来を見据えた遠謀がなければ、業界の激変に対応できない。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001