小門
こもん
名詞
標準
small gate
文例 · 用例
小門|清楚、「春夏秋冬花不断」の掛額もさびたり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
或日、ゲエテ街の安宿に、ロダンさんのお迎えの車がやって来て、妾はオテル・ド・ロンの歴史的建築物の薔薇の花の絡んだ鉄柵の小門を潜って、右手の階下のロダンさんのアトリエに妾は案内されました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
34=門前 坊主の案内で門内に入る善男善女達――35=裏口 小門から覆面の立派な侍や隠居風の町人が、続々と入って行く。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
34=門前 坊主の案内で門内に入る善男善女達――35=裏口 小門から覆面の立派な侍や隠居風の町人が、続々と入って行く。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
宗十郎は死んで一人か二人しか弟子のない荻江節教授の道路口の小門の札も外された。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
ちゃんと打合せが出来ていたものと見え、すっかり着飾ったベッシェール夫人は芝居の揚幕の出かなんぞのように悠揚と壁に剔ってある庭の小門を開けて現われた。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
これではいけぬと思うより早く橋を渡り越して其突当りの小門の裾板に下駄を打当てた。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
台所は一つ小門を潜った右側の中になっていますが、わたくしたちはそっちへは行かないで、左側の方の垣の枝折戸まで来て文吉だけ戸を開け庭へ入って行きます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
正門は閉まっていたが、脇にある小さな小門が開いていたのでそこから中に入った。
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「勝手口の横にある小門は、庭師さんが出入りするときによく使っているんだ」
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屋敷の裏手にひっそりと佇む小門の先には、手入れの行き届いた秘密の庭が広がっていた。
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