幻辞.com

勅許

ちょっきょ
名詞
1
標準
imperial sanction
文例 · 用例
尊氏は、それを聞くと、勅許を待たずして、関東に下り、時行を逐うて、そのまゝ鎌倉に止まり、新田義貞を除くことを名として、頻に兵を蒐めた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
当時の輿論たる一橋|慶喜を将軍世子に就けることに反対して、紀州|慶福を推したことと、勅許を待たずして日米条約に調印したことである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
当時我々が身を寄せていたのは図書館近くの家具つき下宿で、シャーロック・ホームズは初期イングランドの勅許状について念入りに調べ上げていたところだった――その成果は見事なものであるからいずれお話することがあるかもしれない。
THE ADVENTURE OF THE THREE STUDENTS 三枚の学生 青空文庫
太政大臣の令嬢がどんなにりっぱな人であっても、私がぜひとお願いすれば勅許がないわけはなかったろうに、惜しいことをしたね。
行幸 源氏物語 青空文庫
もっともらしい口実も作って実父の大臣を上手に賛成させ、いろいろと策動した結果、ようやく今夜退出する勅許を得た。
真木柱 源氏物語 青空文庫
大師は延暦二十三年の五月に入唐の勅許を受け、その六月に難波津を發船して、翌七月に支那に渡航されたのである。
桑原隲蔵 大師の入唐 青空文庫
即ち死罪を犯した重犯人でも、その祖父母・父母が年八十以上【時代によつては年七十以上】の高齡なるか、然らずとも篤疾あつて自活し難きに、之を侍養すべき至親の者見當らざる時は、特に事情を具して上請し、勅許により該犯罪者を留めて、父祖に侍養することを許す。
桑原隲藏 支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道 青空文庫
或学者は曰く、ディーゲスタ法典編纂委員が受けたユスチニアーヌス帝の訓令には、皇帝の勅許に基づく答弁権を有したる法曹の説のみを蒐集すべしとある。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
作例 · 標準
その事業は、天皇の勅許を得て初めて開始できるものだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
勅許を得るためには、多くの儀礼と手続きが必要とされる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
戦時下において、軍部は天皇の勅許を得て作戦行動を開始した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite