一番乗り
いちばんのり
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #31938 · 青空 45 例
標準
first rider in a charge
文例 · 用例
元康の士|筧正則等が之に乗じて進み、門を閉ざす暇を与えずに渡り合い、松平義忠の士、左右田正綱一番乗りをし、ついに火を放って焼くことが出来た。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
後森部の戦に一番乗りして、始めて許されたと云う。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
行長と清正とが一番乗りを争って、清正が勝ったと云う話は伝説である。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
一番乗りの火がかりは、水はなし、続く者なし、火の玉は突立ったり、この時、戸が開いたのと、人あおりで、それまで、火で描いた遠見の山のようだった。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
先手の者が馳せ帰って、「青木新兵衛大坂城の一番乗り仕って候」と注進に及ぶと、忠直卿は相好を崩されながら、「新兵衛の武功第一じゃ――五千石の加増じゃと早々伝えよ」と、勇み立とうとする乗馬を、乗り静めながら狂気のごとくに叫んだ。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
寄手をあれほどに駆け悩ました左衛門尉の首を挙ぐるさえあるに、諸家の軍勢に先だって一番乗りの大功をわが軍中に収むるとは、何という光栄であろうと、忠直卿は思った。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
ド、ド、ドウ、 ハイヨウ、 ド、ド、ドウ、 と乱れ太鼓のとどろく間を、三騎、五騎とうしろに引き離して、胸にくっきりと真紅の胴が、浮きつ沈みつしぶきの中をかいくぐっていったかと思うまもなく、平七の葦毛は、ぶるぶると鬣の雫を切り乍ら、一番乗りの歓呼の土手へ、おどるように駈けあがった。
— 佐々木味津三 『山県有朋の靴』 青空文庫
これは前代未聞のこの怪事件を最初に発見し、そしてその現場に一番乗りをした上に、全世界の報道網に対し輝かしき第一報を打つことに成功したデンマーク新報のアイスランド支局員ハリ・ドレゴの命名によるものであった。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4
標準
first (person) to arrive
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4