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蓑笠

みのかさ異読 さりつ・さりゅう
名詞
1
標準
sedge hat and straw rain cape
文例 · 用例
この時になって初めてその服装を見ると、依然として先刻の鼠の衣だったが、例の土間のところへ来ると、そこには蓑笠が揃えてあった。
幸田露伴 観画談 青空文庫
大噐氏にちょっと会釈するや否や、若僧は落付いた、しかしテキパキした態度で、かの提灯を持って土間へ下り、蓑笠するや否や忽ち戸外へ出て、物静かに戸を引寄せ、そして飛ぶが如くに行ってしまった。
幸田露伴 観画談 青空文庫
蓑笠の人が桑を荷って忙がしそうに通る、馬が桑を重そうに積んでゆく。
岡本綺堂 磯部の若葉 青空文庫
水をひたひたと湛えた向河岸の石垣の際に、こんもりと雪の積もった処々を引っ掻いて木肌の出た筏が乗り捨ててあり、乗手と見える蓑笠の人間が、稲荷の垣根の近くで焚火をしている。
岡本かの子 河明り 青空文庫
此時になつて初めて其の服装を見ると、依然として先刻の鼠の衣だつたが、例の土間のところへ来ると、そこには蓑笠が揃へてあつた。
幸田露伴 観画談 青空文庫
大器氏に一寸会釈するや否や、若僧は落付いた、しかしテキパキした態度で、彼の提灯を持つて土間へ下り、蓑笠するや否や忽ち戸外へ出て、物静かに戸を引寄せ、そして飛ぶが如くに行つて仕舞つた。
幸田露伴 観画談 青空文庫
あれら討手のものの目に、蓑笠着ても天人の二人揃った姿を見せて、日の出、月の出、夕日影にも、おがませようと思ったのに、私の方が盲目になっては、ただお生命さえ助けられない。
泉鏡花 天守物語 青空文庫
瀧を覆すやうで小留もなく家に居ながら皆蓑笠で凌いだ位、茅葺の繕をすることは扨置いて、表の戸もあけられず、内から内、隣同士、おう/\と声をかけ合つて纔に未だ人種の世に尽きぬのを知るばかり、八|日を八百|年と雨の中に籠ると九日目の真夜中から大風が吹出して其風の勢こゝが峠といふ処で忽ち泥海。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
作例 · 標準
昔の旅人は、雨や風を防ぐために蓑笠を身につけていた。
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漁師が蓑笠姿で小舟を漕ぐ姿は、風情がある。
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郷土資料館で、古い蓑笠の展示を見た。
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