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象牙色

ぞうげいろ
名詞
1
標準
ivory-white
文例 · 用例
指ほどの長さでまるまると肥っている、野生のバナナは皮を剥ぐと、見る見る象牙色の肌から涙のような露を垂らした。
岡本かの子 河明り 青空文庫
)彼女が捲った膝の縊れが沓下の端を風鈴草の花のように反り返らせ、露になった彼女の象牙色の肉が盛り上る其処には可愛らしいジャンダークの楯が刺青してある。
岡本かの子 ドーヴィル物語 青空文庫
象牙色の磁器にもられた液体|琥珀の中に、その道の心得ある人は、孔子の心よき沈黙、老子の奇警、釈迦牟尼の天上の香にさえ触れることができる。
茶の本 茶の本 青空文庫
振っチャッタア……ってね」「まあ憎くらしい」「アハハハ……あやまったあやまった……」       三 あくる朝眼が醒めた吾輩は象牙色の天井を仰ぎながら考えた。
夢野久作 山羊髯編輯長 青空文庫
蒼碧、藍を溶いたのかと思うほどの色が淵に漂い、岩のかげには緩やかな渦が巻き、象牙色の積泡が浮いて流れ、淵尻に移ろうとするところは、水が澱んで甕の面を覗いたように、とろとろとして瀞は動かぬ。
佐藤垢石 岩魚 青空文庫
」 おばあさんはつるつるした象牙色の頬を何遍も撫で※してみる。
ささきふさ おばあさん 青空文庫
伯爵らしさも板について、象牙色の東洋の貴族らしい顔には、ほのかに微笑を絶やさないといった、まことに申し分の無い主人振りです。
食魔 奇談クラブ〔戦後版〕 青空文庫
ひとを熱中させるところね――でも、わたしはまだ新聞ひとつよめないんだから……」 はじめ元気よく喋り出して、間もなく素直に悄気た伸子を、その比田礼二という記者は、いかにも愛煙家らしい象牙色の歯をみせて笑った。
宮本百合子 道標 青空文庫
作例 · 標準
彼女のドレスは、上品な象牙色で、洗練された印象を与えていた。
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壁紙を象牙色にすると、部屋全体が温かく柔らかな雰囲気になった。
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「この絵の具は、純白ではなく、少し落ち着いた象牙色なんですよ。」
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