瘴癘
しょうれい
名詞
標準
tropical disease (e.g. malaria)
文例 · 用例
瘴癘の氣の多い卑※地に入つて病を得、沮洳の地に遊んで瘧を得たり、水邊に長坐してレウマチスを得たりするが如きは、公務ででもあらば是非も無いが、さも無ければ自ら招いたと云はれても是非が無い。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
ここへは、米国コロンビア大学の薬学部長ラマビー博士一行が探検したが、ついに瘴癘湿熱の腐朽霧気地帯から撃退されている。
— 有尾人 『人外魔境』 青空文庫
しかし、瘴癘の湿地からのがれてほっとしたかと思えば、ここは一草だにない焦熱の野である。
— 有尾人 『人外魔境』 青空文庫
シナイの風が、寂寞たる曠野と力強い海との風が、瘴癘の気を吹き払った。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
そうしてこの有名な瘴癘の地に一五〇三年の四月末までまごついていた。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫
彼等は印度支那・雲南間を殆んど踏破して、怪獣の出没する熱帯ジャングルも知っているし、奔流の上一千|呎の垂直に近い絶壁の側面について走ったり、百七十二箇所のトンネルをくぐる※越鉄路の難所も、瘴癘無人の魔所も見て来たが曽つてこんな陰惨な光景に出会ったことはなかった。
— 木村荘十 『雲南守備兵』 青空文庫
全体として言えば、彼は瘴癘の気よりも泡沫を愛し、下水よりも急流を愛し、モンフォーコンの湖水よりもナイヤガラ瀑布を愛した。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
今どき、そんなリョウシンのヘチマのいっていても、誰もホメちゃくれねえ、だいたい政府にしてからがタバコだのなんだの、法外もなく値上げをしてヤミをしょうれいしているようなもんだしよ。
— 三好十郎 『その人を知らず』 青空文庫
作例 · 標準
昔、この地域は瘴癘が蔓延する危険な土地だった。
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探検家たちは、瘴癘から身を守るための準備を怠らなかった。
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高熱と悪寒は、瘴癘に罹患した際の典型的な症状だ。
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