円居
まどい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
sitting in a circle
文例 · 用例
「初代有信、通称徳兵衛、父流芳院春応道円居士、元禄四年辛未五月十八日、二十二歳」と云ふのである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
空行く雁は瑠璃色の高い大気を海として、櫓を漕ぐやうな声を立て、何処の窓にも睦じい円居の人の夜話に黄菊の色の灯が点る。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫
私は話頭を一転して、まとい(円居・纏)の話を聴いて頂く。
— 折口信夫 『幣束から旗さし物へ』 青空文庫
戒名は佑光良円居士。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
火消しのまといばかりを知つた人は、とかく纏の字を書くものと信じて居られようが、既に「三才図会」あたりにも、※幟・纏幟・円居などゝ宛てゝ、正字を知らずと言うてゐる。
— 折口信夫 『まといの話』 青空文庫
「武器短歌図考」を見ると、だし(竿頭の飾り)に切裂き・小馬簾をつけ、竿止めに菊綴ぢ風に見える梵天様の物をつけたのが円居で、蝉口に吹き流しをつけたのを馬印としてゐるが、事実は、そんなに簡単に片づく物ではなかつた様である。
— 折口信夫 『まといの話』 青空文庫
又、同じ書物にある八田・菅沼等の人々の天王寺で拾うた円居は、井桁の紋の茜の四半で、別に馬印もあつたのである。
— 折口信夫 『まといの話』 青空文庫
見よその彼等酌み交す円居の杯のひとめぐり、将たふためぐり、さても音なくつぎつぎに憩ひにすべりおもむきぬ。
— 伊東静雄 『詩集夏花』 青空文庫
標準
pleasant gathering