汁液
じゅうえき
名詞
標準
juice
文例 · 用例
さうして針の先でおつぎの湯から出たばかりで軟かく成つた手の肉刺をついて汁液を出して其處へそれを貼つて遣つた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
果汁液だの一杯二カペイキの茶、スイローク(牛乳製品)なんぞを売ってる売店の上んところに、ラジオ拡声器がつき出ている。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
赤い果汁液を二本ずつも飲んだ。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
果汁液を飲みすぎたか、腹の工合が変なんで便所へ入って居睡りこきかけてたら、階段をドタドタ数人が一時に登って来る跫音がした。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
彼女はそのレモンに歯を立てて、すがしい香りと汁液とに身も心も洗われているように見えた。
— 高村光太郎 『智恵子の半生』 青空文庫
彼女はそのレモンに歯を立てて、すがしい香りと汁液とに身も心も洗はれてゐるやうに見えた。
— 高村光太郎 『智恵子抄』 青空文庫
民族の血管――出版機構は常に新鮮に――中井正一 生物が生きているというしるしは、それが自分の中の古いもの、疲れたものを間断なく棄てて、日に新たに日に日に新たに、その生きている汁液をめぐらしているというところにある。
— ――出版機構は常に新鮮に―― 『民族の血管』 青空文庫
露の滴りの水も草木のうちを循つてゐる汁液の水も、吾々の額に滲み出す玉のやうな汗の水も、すべて、海から来てまた海へ定められたとほりの道を通つて帰つてゆく。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
作例 · 標準
オレンジから新鮮な汁液を絞った。
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植物の茎から透明な汁液が流れ出ていた。
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胃から分泌される消化汁液は食物の分解を助ける。
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