不明
ふめい
形容動詞名詞頻度ランク #2056 · 青空 2234 例
標準
unclear
文例 · 用例
」云ひながら彼(一字不明)その面積の広い赫ら顔をシカめて、その前で手を振るのだつた。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
」私は意味不明の事を言った。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
それが聞えなくなつてから間もなくして、その時書斎で読書してゐた耕二の兄は、机の前の障子の中硝子から弟(一字不明)口笛を吹きながら仰向勝に耕二(五字不明)を、みた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
「その時に従兄はS子に何か言つたな……俺に関連させて……」 彼は電車にゆられながらさうも思つたが、決してそれは信じられなかつた、さうらしいといふことは全く不明だといふよりも不安なことであつた、のである。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
多分作者は、こうした動物の印象からして、その昔死別れた彼の幼ない可憐な妹(蕪村にそうした妹があったかどうか、実の伝記としては不明であるが)もしくは昔の小さな恋人を追懐して、思慕と恋愛との交錯した情緒を感じ、悲痛な咏嘆をしたのであろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この鯨絵巻の写しや、硯石で昔から知られた行当岬のスケッチや、祖先の出身だという一世一海和尚の墓の絵などが郷里の家に保存してあったはずであるが、いつの前にかもう無くなってしまったか、それともまだ倉の中のどこかに隠れているか不明である。
— 寺田寅彦 『初旅』 青空文庫
一体にその頃の消印ははっきりしていたが、近頃のは捺し方がぞんざいで不明なのが多いような気がする。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
風の強さの程度は不明であるが海嘯を伴った暴風として記録に残っているものでは、貞観よりも古い天武天皇時代から宝暦四年までに十余例が挙げられている。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
作例 · 標準
報告書には不明な点が多く、担当者に説明を求めた。
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彼の退職理由は不明のままで、同僚たちは様々な憶測を立てている。
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この古い文書は一部が破損しており、書かれている内容が不明瞭だ。
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標準
unknown
作例 · 標準
山で遭難したハイカーの安否は、依然として不明だ。
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その事故の原因は、専門家による調査でも不明のまま終わった。
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夜中に奇妙な物音がしたが、結局、音の正体は不明だった。
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標準
ignorance
作例 · 標準
すべては私の不明の致すところであり、深くお詫び申し上げます。
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監督は、試合に敗れた責任は自らの不明にあると語った。
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このような事態を招いたのは、ひとえに私の不明が原因です。
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