点鐘
てんしょう
名詞
標準
ships' bell
文例 · 用例
三点鐘が鳴ってから、Y、車室へかえって来た。
— 宮本百合子 『新しきシベリアを横切る』 青空文庫
そして、一刻が来るたびに、それまで自動的に捲かれた弾条が弛み、同時に内部の廻転琴が鳴り出して、その奏楽が終ると、今度は二人の童子人形が、交互に撞木を振り上げては鐘を叩き、定められた点鐘を報ずる仕掛になっていた。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
三点鐘が鳴った後だから、五時半をすぎて、六時に近いころである。
— 平田晋策 『昭和遊撃隊』 青空文庫
」「また二点鐘を打つ時は……」「夏彦様が帰った合図!
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
三点鐘の鳴らぬよう二点鐘の鳴りますように神様お加護くださりませ!
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
三点鐘が鳴ったのだ。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
三点鐘が鳴りました!
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
第四篇 柵壁第十六章 医師が続けた物語 どうして船を棄てたか あの二艘のボートがヒスパニオーラ号から岸へ行ったのは、一時半――海語で言うと三点鐘(註五七)――頃であった。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
作例 · 標準
出航の合図として、船の中から点鐘の音が響いた。
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夜中の港に、静かに点鐘の音が鳴り響いている。
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規則的な点鐘の音は、船乗りの時間を刻む。
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