私議
しぎ
名詞動詞-サ変
標準
personal opinion
文例 · 用例
蒼ざめた、カリギュラ王は、その臣下の手に依って弑せられるところとなり、彼には世嗣は無く全く孤独の身の上だったし、この後、誰が位にのぼるのか、群臣万民ふるえるほどの興奮を以て私議し合っていた。
— 太宰治 『古典風』 青空文庫
往時かつて『主権原論』と言える反訳書を公にし、一昨年に至りて『日本外交私議』を刊行し、昨年末に『予算論』と言える小冊子を出したるのみ。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
「魏書」に、衛覬奏、刑法、国家所レ重、而私議所レ軽、獄者人命所レ懸、而選用者所レ卑、諸置二律学博士一、相教授、遂施行。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
「魏書」に、衛覬奏、刑法、国家所重、而私議所軽、獄者人命所懸、而選用者所卑、諸置律学博士、相教授、遂施行。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
すこぶる分を越ゆるの言を作し、先ず『将及私言』九篇を著し、窃かにこれを上り、尋で「急務条議」を上り、また夷人|向に不法のこと多かりしを悪みて、「接夷私議」を作る。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
當時憲法を私議するもの、大抵其の範を民政主義の立憲制に採らむとするに傾き、之れに反して民政主義を悦ばざるものは、動もすれば極端なる神權政治を主張して、立憲政治を否認するの論結に歸著し、共に皇謨の大精神と相距る甚だ遠かりき。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
当時憲法を私議するもの、大抵其の範を民政主義の立憲制に採らむとするに傾き、之れに反して民政主義を悦ばざるものは、動もすれば極端なる神権政治を主張して、立憲政治を否認するの論結に帰著し、共に皇謨の大精神と相距る甚だ遠かりき。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
一体神聖なる日本の裁判事項に対してみだりに私議すべきではないだろうが、多少の重軽が問題になるならとに角、甚だ重いと甚だ軽いという両極端が対立するのはどうした現象だろう。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
作例 · 標準
「これはあくまで私の私議に過ぎませんが、今のままでは計画が破綻するのは目に見えています」
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会議の席で、彼は恐縮しながらも自身の私議を述べ、現状の改善案を提案した。
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公式な見解ではないという前置きをした上で、専門家としての私議をブログに綴った。
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