諮議
しぎ
名詞動詞-サ変
標準
consultation
文例 · 用例
われはつちを掘り、つちをもりて、日毎におんみの家畜を建設す、いま初夏きたり、主のみ足は金屬のごとく、薫風のいただきにありて輝やき、われの家畜は新緑の蔭に眠りて、ふしぎなる白日の夢を畫けり、ああしばし、ねがはくはこの湖しろきほとりに、わがにくしんをしてみだらなる遊戲をなさしめよ。
— 萩原朔太郎 『初夏の祈祷』 青空文庫
常に彼の作品は、二二が四で割り切れる所の、あまりに常識的な理智的合理物でありながら、しかも言語の或るかくれたる影に於て、ふしぎに神祕的な「鬼」を感じさせる。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
或は荒寥とした枯木の中を、葱さげて家路に急ぐ人の姿は、さうした冬の季節の中で、ふしぎに物侘しく、孤独にふるへる生の果敢なさを感じさせ、何かしら或る暖かい、焚火の燃える家郷への、魂のノスタルヂアを追懐させる。
— 萩原朔太郎 『冬の情緒』 青空文庫
またそのうしろには三本の脚のついた小さな望遠鏡が黄いろに光って立ってゐましたしいちばんうしろの壁には空ぢ〔ゅ〕うの星座をふしぎな獣や蛇や魚や瓶の形に書いた大きな図がかかってゐました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
天井に丸竹を並べたり、ひしぎ竹を列ねたりするいわゆる竹天井の主要なる任務は、この種の材料によって天井と牀との二元性を判明させることにある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
例えば床板には黒褐色のものを用い、違棚の下前にはひしぎ竹の白黄色のものを敷く。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
なすの「しぎ焼き」の「しぎ」にもいろいろこじつけがあるが、「しき」と変えてみると、結局「すき」と同じでないかという疑いが起こる。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
或るふしぎな、汲めども汲めども盡きない愛情。
— 萩原朔太郎 『田端に居た頃』 青空文庫
作例 · 標準
法案の策定に先立ち、各分野の専門家を集めた委員会において慎重な諮議が行われた。
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「大臣、この問題については審議会に諮議した上で、最終的な判断を仰ぐべきかと存じます」
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組織の規約を改正するにあたり、理事が集まって長時間にわたる諮議を重ねた。
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