造花
ぞうか
名詞
標準
artificial flower
文例 · 用例
野望の上に造花は咲いて迷つた人心は造花に凭る。
— 中原中也 『(辛いこつた辛いこつた!)』 青空文庫
造花作りは花屋を恨む、さて、花は造花程口がきけない。
— 中原中也 『(辛いこつた辛いこつた!)』 青空文庫
造花造りの羽振のよさは、あゝ、滑稽なこつた滑稽なこつた。
— 中原中也 『(辛いこつた辛いこつた!)』 青空文庫
次の二つの句もやはり同じやうに観察の細かさと技巧の凝り性を衒つた句で、末梢神経的な先鋭さはあるとしても、ポエヂイとしての真実な本質性がなく、やはり頭脳と才気と工夫だけで造花的に作つた句である。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
彼は俳句の外に、いくつかの抒情詩と数十首の短歌をも作つてゐるが、それらの詩文学の殆んど全部が、上例の俳句と同じく、造花的の美術品で、真の詩がエスプリすべき生活的情感の生々しい熱意を欠いてる。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
そして店々の飾窓には、いつもの流行おくれの商品が、埃っぽく欠伸をして並んでいるし、珈琲店の軒には、田舎らしく造花のアーチが飾られている。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
そしてそれから、一八八〇年代の天鵞絨の長い外套をきて、使ひ古しの帽子の上に造花の薔薇をつけ(その帽子の下からは毛髮の束がはみ出してゐました)、足早に人々の間を通り拔けてゆく老婆たちもありました。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
モンマルトルは相も変わらず放縦な展覧会が開催されて、黒い山高帽の群とメランコリックな造花の女が、右往左往していました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
作例 · 標準
仏壇には、長持ちする造花が飾られていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
最近の造花は本物と見分けがつかないほど精巧に作られている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
式典会場は色鮮やかな造花で華やかに装飾された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
artificial flower making
作例 · 標準
彼女は趣味で造花を始めて、今では作品展に出展するまでになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
造花の教室に通い、ブーケ作りの技術を習得した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
造花は、生花に比べて手入れが簡単で、長く楽しめるのが魅力だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
造花(ぞうか)は、本物の花に似せて作られた花のことである。室内の装飾のほか、装身用造花、食品装飾用造花、葬祭用供花などの用途がある。
出典: 造花 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0