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生花

せいか
名詞
1
標準
文例 · 用例
しかし琴、生花、茶道によって教育され、和歌や昔物語によって、物のあわれの風雅を知ってた彼の妻は、良人と共に、その楽しみを別ち味わうことができた。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
先年、靜岡に蒲原有明氏を訪ねた時、有明氏は茶の湯や生花の趣味を愛して居られ、且つ僕にかう語られた。
萩原朔太郎 詩に告別した室生犀星君へ 青空文庫
アアあの生花師匠のとこの御主人ですかと。
萩原朔太郎 蒲原有明氏の近況を聞いて 青空文庫
ふりむいて、みると、いつのまにか、いまひとりの青年が、サロンのまんなかに立っていて、ふところ手のまま、入口の右隅にある菊の生花を見つめている。
太宰治 秋風記 青空文庫
」Kは、生花の、なんとか流の、いい地位にいた。
太宰治 秋風記 青空文庫
」 婆さんはこの時、滝登の懸物、柱かけの生花、月並の発句を書きつけた額などを静に※したから、判事も釣込まれてなぜとはなくあたりを眺めた。
泉鏡花 政談十二社 青空文庫
竹三郎の家はすゞが帰ると、切り立ての生花をいけたように、清新になった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
小さき写真の上を生花にて飾りたるあり。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 家常茶飯 青空文庫